ohuron’s diary

ohuronのアウトプットの場。主に読んだ本の感想や日々学んだこと・感想などなどを書いていきます。書いていきたいです。

【読書感想文】 改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで

いつのまにか1つ目の記事から1ヶ月経とうとしていた……。 本当はもう2・3週間前に読み終わるつもりだったのだけれど、予想以上に内容が濃く、1冊読み終わるのに時間がかかりました。 写経しながら読んでたことも関係するとは思うのだけど。写経するのは1週さらっと読み終わってからの方がいいかもしれない。

改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで

改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで

概要

タイトルのとおり、変数、関数などといった基本的なところから、 es2015以降での書き方、開発するうえで抑えておきたいブラウザオブジェクト、 最近の開発現場で使われている各種ツールの使い方、といった最近のフロントエンド開発をするうえで必要な情報をまとめた内容となっている。特に3章と4章の内容が濃い。1ページに詰め込まれた情報量が多いので、きちんと身につけるには何回か繰り返し読む必要があるように感じる。

面白かった章

特に面白いと感じたのが2章・3章・4章。 2章はJavaScriptの基本的な書き方やES2015での変更点を大まかに説明していく内容なのだけれど、今までES2015以前の書き方しかしてこなかった自分としては目から鱗がボロボロ落ちそうなことばかり書かれていた。特にオブジェクトや配列の分割代入が今後の開発にとても役立ちそうに思えた。 3章に関しては、いつも「PHPでXXってメソッドがあったから、JavaScriptにも似たようなものあるんじゃないかな。ググってみよ」という感じでググって出てきたメソッドを使っていたので、どんなメソッドがあるのか体系立てた知識はなかったのでいままで知らなかったメソッドを学ぶことができて良かった。 4章はES2015で追加された、名前付き引数がコードの可読性を高めてくれそうで積極的に使いたいと思った。またFunctionの宣言の仕方について3種類のうち結局どれがいいの?という疑問について、筆者としてはこれは良くて、これはだめと指針を示してくれているところがよかった。

理解できなかった章

5章前半のプロトタイプベースのオブジェクト指向の書き方がいまいちよく分からなかったので、何回か読み返してJavaC#でのオブジェクト指向とどう違うのか、再度整理したい。パブリックメンバーとプライベートメンバーの書き方もごちゃごちゃになりそう。その他にも、ひとつひとつ時間かけて読んだはいいけれど6章や7章の内容もいまいち頭に残っていないので(集中力が切れたともいう)、本書をもう何回か読み直す必要がありそう。

今後に活かせそうなこと

今後はES2015の書き方に沿ったコーディングを積極的に行っていきたい。また今度から通うことになる開発現場ではbabelやgruntを取り入れた今時の環境下で開発するらしいので、本で得た知識を早速活かすことができるのではないかと考える。その他にも巻末に掲載されていたコーディング規約を自分のコーディングに取り入れて、より可読性の高いコードを書いていきたいと思う。

以上、今日の感想文でした。